2008年10月31日

海の西洋毛鉤

 この間、伊勢・志摩方面へ海の西洋毛鉤釣で“アブコ”釣りです、S木師匠の話ですと“アブコ"は高級魚“鰤”の幼魚、地方の呼び名です。
 two-handrodで、海原に向かって”ドビュー”とぶっ飛ばすんです・・・・ただぶっ飛ばせば良いのではなくちゃんと魚(目的の“アブコ”)がいるところへ飛ばさなくてはならないのです。

 広い海を見ていると、どこに飛ばせば良いか見当もつきません、そんな時海にある変化が・・・・・ザワーと“ナブラ”(小魚が大きな魚に追われ水面がざわつく)がたちます、そこへめがけてぶっ飛ばすんです。ただし、そのザワーは一瞬・・・


 ザワーとなる小魚に似せて創る、西洋毛鉤・・・・似ていると思っているのは創造主のみ
 海の中の魚はどう思っているかは、神のみぞ知る・・・・


 普通の人々が見ると、こんな色は?こんな形は?・・・・・なんて言われて、しまいそうですが、当の本人は平然としたものです。
 本人は、バランス良く泳いでくれるが感心の的です。
今回の釣りでは、10人参加で釣果に恵まれたのは8人、私は・・・・・西洋毛鉤が良くなかったのでしょうか? 


  鰯に似せて巻いた西洋毛鉤です、鰯に似ていると思っているのは創造主のみ・・・・・これで数年前に“スズキ”を釣り上げたのです。

 *残念!!28日の記事、本人は上げた積もりでした。毎日のアップが途切れました・・・・  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 20:21Comments(0)TrackBack(0)西洋毛鉤釣

2008年10月30日

舞妓さん



  長女は中学を卒業する頃に、高校には行かずに「舞妓」になると、親を驚かせ・・・・私は、子どもにはなるべく、本人が遣りたい様にやらせる主義で、「舞妓」になりたければ自分で道を見つけなさいと娘を突き放し、ネットでいろいろ調べ「お茶さん」に連絡を入れ、色々と話を聞き・・・・・電話でお茶さんの女将さんから話をしたら、娘に今の体重を、10Kg落としたら京都に来なさい・・・・・との言葉に娘は絶句(笑)
 親はほっと一安心、ところが高校は1年で「こんな高校は行きたくな~い」と登校拒否・・・・・
何が遣りたいのか、話し合い、留学したいで「カナダへ短期留学」当然高校は中退、カナダから帰りカナダは、合わなかったといい。次はオーストラリア・・・・結局高校はオーストラリアで卒業、


  写真はオーストラリア・・・タスマニアの風景  

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2008年10月29日

アマゴ

 


  雨後、天子、甘子・天魚・雨魚・・・・・・地方ではその土地の呼び名が・・・・「あめのうお」「こさめ」「えのは」etc・・・・静岡県以南の本州の太平洋・瀬戸内海側、四国、大分県、宮崎県。河川の上流域、いわゆる渓流にすむ。アマゴは陸封型の標準和名となり、サツキマスは降海型の標準和名となる。このようにサケ科魚類には例外的に標準和名を2つもつ種(もしくは亜種)がいる。尾鰭に黒点が全域になく、頭部背面を除く背面に黒点が散在し、朱色斑があることで区別される。陸封された個体は背側が抹茶色から薄緑色のような色を呈し、体側は銀色地に淡青色のパーマクと呼ばれる楕円形の斑紋が並ぶ。このパーマークには個体差があり、2007年に個体識別での利用法が確立された。朱色斑がないものは、本種と亜種関係にあるヤマメおよびサクラマスの特徴になるが、分布域は重ならない。


  釣りのターゲットでは、かなりの好敵手・・・・西洋毛鉤釣を始めた頃は憧れで絶対釣り上げると気負って渓流に出かけていた時もあった。そんな時はどうも釣果はイマイチの時の方が多い。
 初めて釣り上げた時には、あまりの美しさにしばらく、呆然とした思い出がある・・・今でも釣り上げると綺麗だなと思う、永い何数の間に何匹のアマゴを釣り上げたかな?年々美しさに魅了される・・・・・・・


  多分身体が動く間は、巡礼のように川を巡り、岩魚やアマゴと戯れたい・・・・・
何年やれるかな?  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 07:00Comments(0)TrackBack(0)Fish

2008年10月27日

岩魚

 毎年3月1日が来ると、お正月の初詣よろしく出かける川があります。岐阜の蒲田川・・・・・3月1日は釣り人にとって長い冬を待った春です。解禁・・・・・この言葉の響きが、釣り人の心や体を目覚めさせるのです。沢山の仲間と共に、当然他からも大勢の釣り人が押し寄せ、この日の川は人人で河原は埋め尽くされなかなか釣りにならない・・・・・それでも魚は就餌行動である浮上波紋を起こします。それは非常に見つけにくい場所で起こり、見落としがちになることもしばしばです。
見落とさずに見つけることが出来れば釣りにはなると思います。


  そんな釣りの中で不思議な・・・・笑えるような、岩魚に出会ったことがあります。1泊2日の釣りで蒲田川の同じエリアで同じ魚を私が3回?釣って、S木師匠が2回?釣った、多分他の釣り人も釣っているかも・・・・なぜ同じ魚と判ったかと言うと、私が釣った魚の背中に、鳥か獣にやられた様な傷が有ったのです。S木師匠の釣った魚も同じ所に傷があり、全く同じ魚と判ったのです。
 いい仕事をする岩魚で、私の名前を付けられ「み〇よ〇くん」と呼ばれ、しばらくは、そのエリアの名物でした。


  その「み〇よ〇くん」も解禁、2週間後には釣り仲間のN西君に釣られ、N西くんのお母さんのお腹に収まってしまいました。 その話を聞いたとき笑えるような、寂しいようなちょっと複雑な・・・・・・


  渓流を永年釣りしていると「み〇よ〇くん」岩魚のような不思議な出来事や事象に出会うこともしばしです。機会がありましたら、書き綴りたいと思います。  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 20:20Comments(5)TrackBack(0)Fish

2008年10月26日

認定魚種・・・PART10

  レノック(和名:コクチマス 韓国名:熱目魚「ヨルモゴ」学名:Brachymystax lenok )・・・・・韓国で釣りました。釣り仲間が仕事で韓国に良く出かけていて、こんな魚がソウルから3~4時間の所で釣れると言う情報を写真と共にもたらしたのです。ソウルまでその当時名古屋空港から1時間30分位で行けたのです(今も変わらないと思う)。空港からガイドが頼んである「レインボー」と言う名のフライショップまで小1時間、(韓国にもフライショップがあることを不思議に思っていたんですが、米軍が駐留???)ガイドでオーナーの楊さんの案内で8人乗りの1ボックスカーで4時間位のドライブ、楊さんは日本語が話せるので助かり、韓国の西洋毛鉤釣事情を聞きながら、観光案内を兼ねて長距離ドライブ・・・・・高速道か一般道かわからない道をガンガン飛ばすのです、道路案内は例のハングル文字、さっぱり判りません。楊さんの案内が無いと韓国に着いても、釣りには出かける事が出来ない・・・・地名も判らない、春川(Chunncheon)の上流でSohwa-riの辺りだったのかな?違うかな・・・

 金さんが営む民宿で2泊3日、食事は、やはりお箸の国です、すごく美味しい、民宿の裏に大きな瓶が沢山並んで置いてあり、中を覗くと全てキムチです。食事に毎回数種類のキムチが出てくるんです・・・これがその元だった。後は金おばさん韓国NO.1の豆腐作りの名人、本当に豆腐がメチャクチャ美味しいかった・・・

 釣りは、11月の末から12月初旬だったので、川が寒さの為氷結していました。子どもの頭ほどある、石を投げ込んでも石は氷の上を滑って行くだけ・・・・・(笑)
 釣りは散々な状況でしたが食事とドライブイン、少しの観光がいい思い出になりました。
写真のレノックは2度目の韓国遠征で釣り上げたものです。2度目は1ヶ月程早く出かけたので
紅葉、真っ盛り、日本の中部圏ではこんな綺麗な紅葉の景色のなかの渓流釣りは無理・・・・(写真を撮り忘れた)
韓国では十分に堪能できるんですんね・・・

 最近の韓国では「レイイボー」さんは閉店しているそうです。それでもフライショップはあります、ネットでレノックを調べていたら
「River」と言うお店がヒットしました。HPは「http://www.riverfly.net/indexnew1.html
 どうもガイドサービスはは有りそうです、HPに日本人の名前がありましたから・・・
行って見たい方は問い合わせて見て下さい、韓国語か英語に堪能な方お勧めします。サービスや釣り場、ガイド料金が良かったら私にも教えてください。

   

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 07:20Comments(0)TrackBack(0)Fish

2008年10月25日

認定魚種・・・PART9



 Common dolphinfish Dorado(和名:シイラ、万力(学名:Coryphaena hippurus
)・・・ハワイ方面ではMahi-mahi(マヒマヒ)と呼ばれる、太平洋、大西洋、インド洋の熱帯から亜熱帯まで季節に応じて広く回遊する。主に太洋の表層に生息、日本では中南部の太平洋沿岸で捕獲される。
 浜名湖の新居漁港から出港して2時間位南下し、海上の浮遊物を探しながら航行・・・・シイラは浮遊物に着く小魚を狙って集まる習性があり、少し大きな浮遊物には必ずシイラが着いています。写真は浮遊物に集まったシイラを小魚に似せた西洋毛鉤でかけて、ファイトの最中です。友人が船長室から撮ってくれたもの・・・でも不思議に私がシイラを抱えて写る写真が無い・・・・・
 ちゃんと釣り上げているんですが・・・・写真も撮らずに直ぐにリリースして、次のシイラを釣りたくてキャストをしている為、写真を撮る暇が無く、気づけば魚の写真が・・・・・ 


 スレッドフィントレバリー(和名:イトヒキアジ[スズキ亜目アジ科]学名:Alectis Ciliaris・・・・
ニューカレドニアで釣りました。名前が思い出せずに、S木師匠に尋ねて教えていただきました。自分で調べたら、「アフリカンポンパーノ」何と言う名前も出て来て、これも調べる羽目になりましたが、S木師匠は結構楽しんで調べてくれました。それにしてもパソコンで、今は何でも調べることが出来大変便利です。 魚の名前一つ調べるのにしても次から次へ疑問が出て来て、また疑問を調べる、これも結構楽しいものです。
興味の有る事を一つ一つ調べて判ることが嬉しくなり、楽しい 自分の好きなことに興味を持って、取り組むと疑問が、氷が解けるように判って・・・・楽しい。

 これに良く似たルースターフィッシュと言う魚がカリフォルニアの南のバハで釣れます、似ているだけでイトヒキアジとは全く違う魚種です。AGE(アングリング・エクスプロレーション・グループ)アメリカ・オレゴン州にあるアドベンチャー・メディア会社が製作した一つにバハ・カリフォルニアでルースターフィッシュを釣る「ランニング・ダウン・ザ・マン」のDVDを見て、私も体力があるうちにやってみたい・・・・
  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 08:12Comments(6)TrackBack(0)Fish

2008年10月24日

子どもたちと・・・PART3



 次男、写真は小学校低学年の時に、韓国からのお客さんを案内した時のシーンです。
わりと釣りにはよく付き合ってくれた、小学校3年に少年野球のクラブチームに入団、以後
徐々に釣には、付いてきてはくれなくなり、親父は試合事に運転手で借り出され、
釣りも間々ならず、それでも時間を見つけては釣には出かけていきました。


 次男もバス釣りには、近所の野池や琵琶湖のフロ-ターでの釣り、カヌーでキャンプの
釣りに、野球の無い時は付いてきました。
 中学になると、硬式のシニアチームに入り、土日は野球三昧、親父はグランド整備、
遠征試合の運転手等で休日が良く潰れまたまた釣行日数が少なくなり、トホホ・・・ 


 高校は・・・・寮生活で甲子園を目指してがんばっています。
その分、親父は釣りに結構行けます。


  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 06:41Comments(0)TrackBack(0)家族

2008年10月23日

子どもたちと・・・PART2

 長女、結構、親父に付き合ってくれます・・・
写真は10歳くらいの時に、管理釣り場での一コマです。ラインを振る技術や云々より
魚を釣る楽しみを教えようと連れて行った・・・・


 カベラズで子供用のウェイダーを購入、ロッドはキャップスのフライキッズを購入・・・
結構楽しそうにしていたけど、年とともに釣には付き合ってくれなくなり、高校には
親父が行きたい、オーストラリアへ2年も留学、今年は大学をオーストラリアに決め
来年の2月には、行ってしまいます。


 写真はカベラズの子供用のウェィダーではありません。  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 06:45Comments(0)TrackBack(0)家族

2008年10月22日

子どもたちと・・・

 子どもが出来たら、一緒に西洋毛鉤釣をしようと思っていました。
待望の長男を授かり、猫可愛がりに育てました。立てよ歩めの親バカで
釣りを我慢して嫁さんの為に、休日はシーズンが始まっても子守に専念・・・
 それでも我慢できなくなった時は、子どもを背負って釣りに行きました。


 幼稚園に通う頃になると、年に2~3回の釣行では、我慢の限界・・・
子どもをダシに1泊2日でちょくちょく釣りに出かけ、少しは気分がスッキリ・・・
イブニングに沸くようにライズする岩魚に夢中で、息子に夕食もさせずに
釣りまくり、我に返って急いで車に戻ると大声で息子は泣いて・・・
 その後も、年3~4回の釣行で我慢を重ね。
長女が誕生、次男が誕生と3人の子持ちで、釣行回数も年々少なくなりました。


 長男が小学校5年くらいの時に、これから西洋毛鉤釣を教えて行こう・・・と
思っていました。S木師匠と長良川のシラメの解禁に多くの釣友たちと出かけた・・・
 釣り場では息子にルアー竿を渡し自由に遊ばせていました。ところが息子に
糸の処理や竿の扱いをしっかり教えていなかったので、糸が絡まるたびに私のとこへ
直してくれと持ってくるのです。それを見ていたS木師匠が息子に「釣りするなら
自分でそれくらい直せ!!」
と怒鳴って怒ったのです。
 以後息子を釣りに誘うんですが、二度と行かなくなりなした・・・・  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 06:53Comments(0)TrackBack(0)家族

2008年10月21日

認定魚種・・・PART8



 スモールスポッテド・ダート(和名:コバンアジ[スズキ目アジ科]学名:Trachinotus baillonii)・・・
オーストラリアでつりました。この魚は、私が生涯で1度は釣りたい魚の遠い親戚です。
 私が釣りたい魚は「パーミット(許可証)」と言う名前で、フロリダからメキシコ湾、
中南米の海辺りに生息しています。
 「パーミット(許可証)」を西洋毛鉤で釣りことは、非常に難しいそうです。お金も暇も一杯かかる・・・・
アメリカの腕に覚えのある西洋毛鉤釣師が沢山挑んでも厳しいそうで、なかなか釣れないそうです。
 私も何時かは、だめもとで挑んでみたいです。
写真の魚は狙って釣った訳では無いので、大きな顔で語れませんが認定魚種に加えています。
  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 06:43Comments(0)TrackBack(0)Fish

2008年10月20日

認定魚種・・・PART7



 クィーンフィッシュ(和名:オオクチイケカツオ・・・スズキ目アジ科)・・・オーストラリアで最初に釣り上げた魚。サイズは80cm位、小さなサイズ(30~40cm位)は群れになってポッパーに襲い掛かります。釣り人も魚も興奮状態・・・・
ボコボコ釣れます、本当に釣っては放し、放しては釣る・・・釣師の桃源郷です。


 ハタの仲間(名前は不明)・・・・これもオーストラリアで釣り上げた。  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 06:53Comments(0)TrackBack(0)Fish

2008年10月19日

茸狩り・・・PART2

 段戸湖のロケーションは意外に良いです。山歩きには林道がしっかり整備されており
段戸湖側の森は非常に健全な状態で歩いていても気持ちが良いです


釣りは、管理釣り場なのに意外に手ごわい・・・
茸狩りに参加せずに釣りをしたメンバーに状況を聞くと、1匹しか釣れていない・・・
S木師匠の入った流れ込みの対岸に私は入り、Wハンドの#5で、釣り開始・・・
目の前の師匠は、次から次へとロッドを曲げています。私にも1匹、反応するが
痛恨のばらし・・・水面はかなりハッチしている、私の西洋毛鉤#16にはまったく
反応なし、#19に変えてキャストするも、本物にはボコッと・・・・・


 2時間位釣をするが、ノーフッシュ・・・で、昼食、コンビにで買い求めたおにぎりetcで
お腹お満たす・・・コンビにご飯でも意外に自然の中で食べると美味しいものです。
 昼食後、再度釣り・・・
日没近くにやっと1匹・・・・坊主を免れるのがやっとでした。


 師匠も昼からはなかなか厳しい状況でした・・・・  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 06:38Comments(0)TrackBack(0)西洋毛鉤釣

2008年10月18日

茸狩り

 この間、段戸山へ茸狩りと釣を兼ねて出かけました。
現地集合で6人の仲間が集まり釣のメンバーと茸狩りのメンバーと別れ・・・


 茸狩りのメンバーは段戸山の林道を歩きながら茸を探し・・・
林道の斜面を登ったり降りたりで獲物を探すんですが
なかなか見つからないのです。それでも他のメンバーが一人が通った跡で


 一株見つけると、その周りにパタパタと見つかるのです・・・・
獲物は「アカイロモミタケ」「タマゴタケ」「ホコリタケ」etc・・・


 少し前まではよく食用にした「スギヒラタケ」は2004年に腎臓疾患の
ある人が食して死亡してから、採取されなくなり一杯見ることが出来ます。

 3時間半位の茸狩り、獲物は意外に少なかった・・・
6人で分けると・・・・・・  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 07:22Comments(0)TrackBack(0)美味しかった

2008年10月17日

ウェィパ釣行記(vol.5)

 ツナやトレバリーを追いかけ、ショア&オフショアを行ったり来たり、その間に釣った魚の種類は、河豚、黒鯛、鯰、クイーンフィッシュetc・・・・
釣り上げた魚、全部を写真に収めていれば、認定魚種に沢山追加できたのに・・・



食事も、結構美味しく想像していたよりホテルの食事が良かったです。
理由を聞くと、シェフが中国人らしく、改めてお箸の国の料理は美味しい。
マッドクラブも漁師さんに頼んでおいて釣りの帰りに頂き、ホテルで調理を頼んで美味しく頂きました。すごくジュシーで濃厚な味でした。帰りにケアンズで見たお値段はウェィパの3倍くらいでした。


楽しかった、あっと言う間の4日間でした。後ろ髪を惹かれる様な想いでウェィパの飛行場に・・・・・
もう一度行きたいと帰りに思いに・・・
翌年、再度出かけました。
野生のペリカン・・・初めてづくしのオーストラリア釣行でした。
  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 07:18Comments(0)TrackBack(0)西洋毛鉤釣

2008年10月16日

ウェィパ釣行記(Vol.4)

 アダムがグレッグと何か話し、私にディープシーラインでポールに際を深く沈めてハイスピードリトリーブで釣りをしなさい。と言う様な事を指示、早速キャスト、リトリーブ、ガッンとロッドもリトリーブしていた左手も止まってしまう強烈な手ごたえ、余ったラインをリールに急いで巻き取り日本では滅多に、味わうことが出来ないリールファイトです。掛かると同時にアダムはボートをポールから離します。
頭の中は真っ白に、何もかも吹き飛んでただ魚とのやり取りの世界へ、顔はニヤニヤ状態だと思います。10分位か、もう少し時間が長かったかは分かりませんが、上がってきた魚はティリーフ(お茶の葉)トレバリーでした。その名の通り体にお茶の葉を散らしたような模様があります。掛かってくるトレバリー体長はどれも80cm前後、2~3kg、ポールで次から次へとトレバリーを釣り上げ、気持ちの良い気分で昼食をとりボーッとしていると、アダムが「次はどんな魚が釣りたい」と言う様な話の中に「ツナ」が出ました、出発前に聞いた記憶がある「ロングテールツナ」「ミナミマグロ」、どんな釣り方をするかも判らないままに、アダムに「ツナ」と言っていました。


ボートはツナを求めてひたすら走り続けます。前方に鳥山、海には飛沫が上がっています。飛沫に向かってボートは走り、飛沫の手前で減速「キャスト」の声がアダムから飛びます。#10ディープシィラインをキャストすばやくリトリーブ・・・
 そんな動作を鳥山に向かってはキャスト&リトリーブ、全力で走るボートの上から
振り落とされそうなりながら・・・キャストの体制のまま海の飛沫(ボイル・・・魚が群れで就餌する時にお湯が沸く様に水面がざわめくこと)に突撃、ストップ&キャスト・・・
 滅茶苦茶面白い、釣りとハンティングを併せた面白さ、何回か繰り返したとき私のキャストしたサーフキャンディー(西洋毛鉤の名前)にツナがスローモーションでも見る様にアタック!見事にフッキング・・・それからが大変でした、リールからラインが高速で一気に150mくらい出て行く、みるみるリールにまいてあるラインの残量が心細くなる、思い切りロッドを立ててツナを止め、ラインを巻き取る、アダムはボートをあやつりツナに近づけ・・・ツナの走りは止まったが、ツナとの綱引きが延々と続くではないかと思えるほど、ラインを巻き取ってはまた引き出されるファイトを30分以上・・・ロッドを持つ腕は悲鳴を上げ、ラインブレイクでもいいから早く止めたい・・・・
 最後は船べりに近づいたツナをアダムが玉網で掬い上げてくれ終了・・・・
暫く放心状態、80cm位のツナで海の化け物と戦った様な気持ちに・・・・


ティリーフトレバリー  

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2008年10月15日

ウェィパ釣行記(Vol.3)

 翌朝、何時も通り(日本で会社に行く時間、因みに私は6時位)に目が覚め、シャワーを浴びてスッキリしてから、寝覚めのビールを飲み、仕掛けの「ビミニツイスト」の点検をおもむろに始めたのです。7時の集合でしたので朝食は6時、皆を起こし食堂へ、バイキング式の食事をゆっくり済ませ、部屋へ戻り 道具を揃えてホテルの駐車場へ出ると、ガイドの3人はもう来ていた。
昨日会わなかったガイドの一人「アダム」と自己紹介、といっても私は英語が全く駄目、自分の名前を言うのがやっとです。アダムはかなり若いガイドでまじめそうな青年です。仲間は5人でガイドは3人、2・2・1の組み合わせ、初日は私がアダム・・・・・!英語が駄目な私は引きつる笑顔でアダムと握手です。


 ボートを引っ張って港のボートアプローチ場へ、ホテルから20分程のドライブ(何か質問されてもただ笑顔をするだけのドライブ)、ボートを降ろすと気持ちはFishingモードでワクワクしながら#12、#10×2本セットしてフライをシステム事取り付け「GO!」ボートは発進、数日間ガイド任せの大名Fishingです。ボートは白い航跡を引きながら、心地良い振動で私を包んでいます。不思議に笑みが涌きあがり、自分の憧れでしかなかった処に来ていると想うと、自然に笑みがこぼれてくる。


 最初に釣をした処は港を出て左手方向に暫く(時間は測っていなかった)走った処浅目のフラットですが2m~3m位の深さです。最初にキャストしたフライは、#10ロッドに結んだクラウザーミノーの#2/0です。期待を込めてキャスト「グッドキャスト」とアダムは誉めてくれたのです。でもNOFishでした。
 場所を移動、海の中にある航路標識の灯台(私たちはポール呼んだ)に向かい先に来ていたグレッグの船に合流、ポールで2人はロッドを根元から曲げて、ティリーフトレバリーを釣っていました。
  

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2008年10月14日

ウェィパ釣行記(Vol.2)

 ともあれ14日当日が来ました。夜8時5分出発で2時間前に名古屋空港へ着きましたが変です、人がいませんガラガラに空いています、本当に行けるでしょうか?
不安になります。数えることが出来る人の中搭乗手続き済ませとりあえず夕食を軽く済ませ様と喫茶店へ、ゆっくりとくつろいで暫くすると搭乗手続き案内のアナウンス、国際線の搭乗ロビーへやっぱりロビーもガラガラの状態の中、案内共に、とりあえず機中の人となり一安心です。
機内食を食して8時間のフライト、とりあえず眠りましょうと空いている席へ移動をして体を横に毛布を掛け一眠り、ゆっくり眠りから覚めるとケアンズまで到着1時間前のところでした、時計を見るとAM4時、到着は5時頃無事に到着、入国手続きを済ませロビーに出ます。まだ明け切らないオーストラリアの空をロビーの窓から不思議な気持ちで眺めています。
難問は言葉に不自由の無い仲間に、お願いをして、腹ごしらえをロビーに在るサンドイッチとコーヒーのスタンドで、言葉に不自由ですがメニューを指差して注文したサンドイッチで空腹は収まり、荷物番の仲間を残し探索散歩に出かけ腹ごなしです。


国内線空港はロビーの正面を向いて右手方向に少々歩く、ただし「ウィーパ」行きの飛行機は国内線飛行機会社が倒産、飛行機が飛ぶかどうかはわかりません。その上にまだ朝早いためにガイドに連絡も取れない。そこで開いたばかりのレンタカー受付へ言葉が堪能な仲間が行き事情を話し、行き先を告げ、借りられるかと交渉したが乗用車は貸せないとの連れない返事です。
地図を購入して「ウィーパ」を探すととても一日で行ける距離では無い、まともな道路はケアンズの町を抜けると全く有りません。まるでラリーコースでとても無理です。   空港ロビーに何時までも居る訳にも往かないのでケアンズの町を観光する事にしてタクシーを使い町まで出ました。とりあえず当ても無くプラプラとケアンズの町に中を観光です。
仲間がガイドの所へ電話をかけ諸事情を説明、代替の国内便がカンタス航空でフライトするとの事、PM4:00に、それまでは又観光です、町の案内所でFsihing Shopを聞き、歩いてお店まで出かけ、お店では自分のお土産として「ポップフライタイイング」の洋書を手に入れました。他の皆さんはフライや小物、本などを購入、時間を潰した。


1時間30分位のフライトです、飛行機は30人乗り位の小型機、仲間の一人は手前に駐機してあった大きい飛行機と思っていたようで、実際の飛行機を見て唖然としていました。フライトの間、窓から眼下を見て「これはレンタカーで往こうとするとかなり危険」と思いました。舗装路は全く見えずに、赤い色のダート道路ばかりです。
着いた飛行場もアスファルトには見えず赤土の原っぱの様です。飛行場のオフィスも掘建て小屋の様、手続きを済ませ外へ出ると、出迎えにガイドのデエィヴとグレッグが来ていた。握手で頭を下げてしまう日本人の癖が出てしまいました。
長いような、短いような一日が過ぎやっと「ウィーパ」です、ガイドの二人にホテルまで送ってもらい、夕食を一緒にすると言う約束をして別れホテルの部屋へ入り荷物を解いて釣具の点検です。
 ホテルのバーで「ゴールド」という地元銘柄のビールで喉を潤していると、ガイドのデェィブが奥さんと現れ食堂へ、オーストラリアで初めてのまともな食事です。ワインで乾杯をして自己紹介を仲間の英語力で通訳をしてもらい「ワイワイ」と食事会は過ぎ、翌日の集合時間をデェィブと決めて別れ、我々は部屋へ入り、もう少しビールを飲んで就寝。

  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 20:19Comments(2)TrackBack(0)西洋毛鉤釣

2008年10月13日

ウェィパ釣行記(Vol1)

 不思議な気持ちだったのです、何十年前に小学校で覚えた名前の土地に、ロッドを抱えて立っています。「ウェィパ」ポーキサイト積出港として、また、産地として地理の一環で覚えたのです。
 目の前に広がる海は、凄く静かで穏やかな海です。でも地図を見ると、外海ではなく湾であることが良く判ります。
これから数日ロッドを振る舞台、逸る気持ちを抑えながらも、身体はわくわくうきうき。
ロッドをセットし終えるのを見計らって、ガイドはボートを滑らします。ボートは穏やかな海に白い航跡を引きながら、心地良い振動で私を包んでいます。振動に包まれながら、笑みをこぼし、肩を震わせている自分がいます。この釣りを始めた三十数年前には外国へ釣りはただ憧れでしかなかった処に自分自身がいる現実に笑みが・・・・・

2001年9月11日(月曜)アメリカでは大変なことが起きていた。私は、11日の朝何気なくテレビをつけて起き抜けのぼんやりする頭で、煙りを吹き上げる高いビルの映像を見ていました。何が起きたかまったく理解できずにTV画面を見ていた。アナウンスは国際貿易センターに飛行機が激突したと叫んでいました。最初は大変な事故になったと思っていたが、2機目の飛行機が激突する映像を見たとき、アナウンスはテロリストによる攻撃だと叫んでいました。

 3日後の14日にはオーストラリアへ出発の予定、TVのニュースではアメリカやヨーロッパ、オセアニアの国際便の飛行はテロの影響で自粛、オーストラリアは夢と消えたと思ったが、13日のTVニュースではオセアニア方面の飛行は解除されたと言うテロップが流れ、何とかオーストラリアへはいけるようになりました。
 
 14日、出発の3時間前に一緒に行く仲間のところへガイドから電話が入り現地での国内線飛行機会社(アンセット)が倒産、国内便が無くなったとのことです。先の思いやられる釣り行になりそうな予感ですが、釣り人の性で当然、幸先の良いことしか考えないお気楽道中です。


 私は、旅行代の他に、タックルを新調、ロッドはセージRPL-XI#12、#10リールはエーベルのビックゲーム4N、3Mシステム2#11、アイランダー4.0、ラインはフローティングのクイックシューター#10#12、シンキングはディープシー#10・#12、Flyも沢山巻き、数年はタイイングの必要が無いほどです。お陰で余分に費用がかさみました。それで中止となったら泣くに泣けない貧乏くじです。  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 21:10Comments(0)TrackBack(0)西洋毛鉤釣

2008年10月12日

認定魚種・・・PART6



 キャットフィッシュ(ナマズ)・・・1回目のウェィパで釣りました。トレバリーを狙っていて、ブラインド状態で西洋毛鉤をリトリーブしていたら突然、強烈な当たりファイトすること30分位、ガイドが掬い上げた魚を見て、私はとても触ろうとは思いませんでした。
 写真は手を広げて触ろうとは思わなかった状態です。  

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2008年10月11日

認定魚種・・・PATR5



 ボーンフィッシュ・・・・ニューカレドニアの北の端で釣りました。ロッジに泊まり4日の釣で、初日に釣り上げた1匹・・・この1匹だけで以後まったくボーンフィッシュは連れませんでした。6人で釣ったボーンの中で一番のサイズだと言われ日本に帰り、大阪でたこ焼きを奢らされました。
 もう一度行きたい所です。


 アマゴ・・・岐阜の川で釣りました、サイズは20cmそこそこでしたが大変綺麗でした。久しぶりに地図と睨めっこをしながら探した川・・・サイズより見つけた川に好きな魚がちゃんと居たことが非常に嬉しかったです。
 私のカーティスクリーク(秘密の小川)です。  

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