2014年03月26日

梅が゙散り・・・

梅の花が散りはじめ、桜がちらほらと咲き始めてくる今日この頃です。
日に日に、温かさが増していますが、解禁日に出かけて以来、家庭の事情で、
なかなか竿を振る機会が無く、渓流が恋しい日々を鬱々と過ごしています。

そんな、鬱々とした日の中に、やっと時間が出来て仕事が終わった夜に
誘ってあった長老の◆谷川さんと、宝山荘に向かいました。
 22時頃に宝山荘に着くと、玄関先のスリッパの中に、部屋の鍵が用意されています。
気持ちの良い温泉に浸かり、宿のご主人と生麦酒を頂き、世間話をしてから
布団に潜り込み、爆睡の夜は過ぎて往きます。

 朝、朝風呂の温泉に浸かり、目を覚ましてから、食べなれた朝食を頂き
山の湧き水で入れた、珈琲をゆっくり味わって、釣支度。



 小雨が降りそぼり、薄暗い空、風も無く絶好な釣り日和でやったと
心の隅で、思ったが甘かった。
釣り人が少ないはずの平日が・・・、目的のエリアへ行くと、先行の釣り人が・・・
先行の釣り人を追い越してかなり上流へ、2~3投目に小ぶりなヤマメ。
 長老は、私を残して早めに上流へ消えていきます。
小ぶりなヤマメの後に、右岸側の岩の前で小さな浮上波紋を見つけ
賺さず、西洋毛鉤を投射、やはりやる気の有る魚は即、西洋毛鉤に反応。
かけた魚は、最初の1匹目より大きく、慎重にやり取りを・・・と思った途端に
バラシ・・・痛恨です。

 気を取り直し少しづつ上流へ、移動しつつ、下流を見ると最初の餌師が背後に迫りつつ
あったので、右岸側に渡り、じっくり、丹念に毛鉤を流すが、反応がありません。
 目の前にグレー色の羽虫を見たので、西洋毛鉤を虫の色に合わせ、ここぞの流れに
漂わせるとバッシと出て、解禁日より太ったイワナが、#3の竿を震わせてくれました。



ここから、入れ食いかと思いきや、以後ぱったりと食いが止まり
小さなポイントも丹念に、拾って行きましたが・・・だめ。

 長老に追いつき、先行者が引き揚げたので小一時間休ませてから、再度釣上がる事にして
小雨降る中で、パンを冷たいお茶で流し込み、雨に濡れた岩に座り休憩。

休憩後、休ませた釣り場を、丹念に釣上がるも何故だか、反応は全くありません。
長老にも、反応は無さそうです、長老の後に会心の西洋毛鉤をここぞと思う場所へ流す。
賺さずピシッと反応に合わせをすると、竿がグーッと・・・



見事、タモに収まったのは、尺上のヤマメです。
久々にタモを持つ手が震え、カメラを構え押したシャッターも震えました。



雨が、楽しく成る釣りでした。


  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 23:59Comments(0)TrackBack(0)渓流釣

2014年03月01日

幕開け・・・

 3月になり、中部地方の主だった渓流は解禁を迎え、ワクワクする
時間が楽しみに成りました。

 長年通い続けた、高原川、蒲田川も解禁に当然なり
長い付き合いの長老の●谷川さんと新人の▲飼さんの三人で2泊3日の釣行。
 その他に、声を掛けたら「S木師匠」と合わせて総勢14名の大所帯・・・
釣りも含めて夜の宴会の楽しみと地元の親しい人達と会えるのも楽しみです。



 何時ものように三々五々に「宝山荘」に集合。
ご主人に挨拶して、珈琲を頂きながら状況の確認。
荷物を部屋へ運び入れ、釣支度をして、これまた三々五々に入渓。
 私は、▲飼さんとCR区間の中間くらいから釣上がり始め
11時半を廻ったくらいに、ポッ、ポッとハッチがあり、西洋毛鉤にも
反応・・・



 でも、上がって来るサイズは去年に比べると二廻り位サイズダウン
待望のツ抜けはしたけれどなんとも、萎えた感じに、追い討ちをかけるように
小降りだった雨が、しっかり降り始め恨めしく思える。
さらに、ビニール袋一杯に魚を入れて自慢げに歩いていくルアーマンが
萎えた気持ちに鉄槌・・・

 夕食がすむと、夜の宴会始まり、青ちゃんの差し入れに舌鼓をし
釣談義に、華を咲かせながら、杯が進む、宴がたけなわの頃に◆坂さんが現れ
14人が勢揃いの夜も更けます・・・。



昨日の雨が夜半から雪に変わり、二日目の朝は、目覚めると窓の外は雪。

 今日は、久方ぶりに◆坂さんと昨日と同じところから釣上がる。
やはり、反応が始まったのは11時半からお昼近くになってからです。



 反応は有るものの、相変わらずサイズは同じで、気持ちが上がらないまま
◆坂さんと■畑さんと宝山荘に戻り蕎麦でお昼、久しぶりに蕎麦が美味しかった。



 遅くまで、やると思われた他のメンバーも15時頃に戻り始め
第二ラウンドはお預け。
 帰りの支度を横目で見ながら明日がある私は余裕
帰る皆を送り出すのはなんと気持ちの良い事でしょう。

 その夜には、杉坂親子が登場で、宴の始まりです。
研ちゃんの話に引きこまれ楽しい宴です。

 3日目の朝、昨日のやる気が何だか湧かず、珈琲を頂きながら
昨日の続きで研ちゃんの話の独壇場、面白いです。



 研ちゃん親子と協議して今日入渓する場所を確認し合い
ゆっくりと支度をして、私は歩いて入渓場所へ、11時頃に渓流へ降り立ち
周りをゆっくり観察をして、流れの肩口当たりの石陰からの「浮上波紋」を見つけ
西洋毛鉤を少し上流へ落とし・・・やっぱり出た!痛恨のバラシ
2つ目のプールにも「浮上波紋」、投射を決めたつもりが痛恨のミス・・・アタタタ。

 今日のオデコを確認、釣上がると研ちゃん親子が尺上を釣ったとの事
研ちゃんに譲ってもらって、一つ目のプールへ「西洋毛鉤」を落とした、とたんに反応
合わせられずに、チャン、チャンです。
 気を取り直し、二つ目の落ち込みに「毛鉤」を落とすと、岩陰から潜水艦の様な
イワナがゆっくり毛鉤を咥え沈んで、しっかり合わせ#3の竿が満月になり、暫くやり取りして
ネットに収まった姿を見て、生唾をゴックン・・・久しぶりの尺越え・・・逆転の釣行でした。
 
 ご一緒して下さった皆さんお疲れさまとありがとうございました。  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 23:59Comments(0)TrackBack(0)渓流釣