2008年11月10日

五箇山



 奥さんと2人で何年ぶりかに、今年の夏に小旅行を楽しみました。行った先は、“五箇山”初めて私は足を踏み入れました。白川郷は何回か、季節を変えて行きました。その先にある五箇山は意外に遠かったです、釣りに何回も近くまで行っていても、弾丸釣行は観光から程遠い位置にありました。今年、奥さんと出掛けた五箇山は丁度お祭りでした、その年に生まれた子どもの家や新婚の家を練り歩く獅子舞が非常に素朴な舞、それを子どもが演じる、生活の中に祭りが今も生きている。


 私の育って暮らしている場所にもお祭りはありますが、私が子どもの頃に体験したお祭りとは随分違う様子になっています。私が子どもの頃には、お祭りやお正月が待ちどうしくて非常に楽しみにしていた物です。現在では子どもも遊びの選択肢が多くあり年に1度のお祭りは楽しくも無いかもしれないです。


 このお祭りに行き当たった私は幸運でした、何だか故郷に戻り、昔に経験した祭りにのなかに身を置く事が出来、嬉しかったです。


  

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2008年11月09日

志摩・・・大王崎

  観光・・・釣りに行くと殆どが、弾丸釣行で観光をする事が滅多に無い、遠征・大遠征で1週間、10日間等の釣行でも観光が組み込まれることは無いです。有っても非常に短い限られた時間で、観光よりも釣りが良いと言うメンバーばかりです。私も30代、40代までは釣りオンリーでしたが、この年になるとさすがに出掛けた先の何でもない、町の風景や町の臭いを記憶に留めて置きたいと思うようになりました。



 先日釣りに出掛けた志摩町は結構ゆっくりと観光でした、お昼もゆっくり、美味しくいただき土産物屋さんにもふらりと寄って見ることが出来た・・・


  大王崎の灯台も始めて見ました。灯台へ行く通り道は、少し寂れた“昭和”の臭いがするたたずまいで、レトロな雰囲気を醸し出しています。若者には少し退屈な風景かも・・・・・・


  こんな観光気分な釣行もこれから増やして行きたいです。  

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2008年11月08日

野球

 今年の高校野球東海大会は愛知代表“中京大中京”と静岡県代表“掛川西”の対決で“中京大中京”の優勝で大会の幕を下ろしました。“中京大中京”は11月15日の神宮大会に出場します・・・・・。ああああ~ッ息子が出ているなら、楽しいのに残念!“中京大中京”には息子が中学の時にシニアリーグで対決した、“堂林くん”がいます。打撃では勝っていたような気がするんですが、今ではかなりの差が付いてしまったみたいでした。


 親父は息子が甲子園へ行くことを夢見ながら、何時も応援に出かけています。練習試合ではかなりの成績ですが、本大会になるとなぜか練習試合での力が出し切れずに負けてしまう、今年2年生の息子は来年の夏が正念場です!!


  ガンバレ!!何時も応援しています、後9ヶ月、後悔の無い様に、怪我の無い様に・・・・・


  

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2008年11月07日

秋刀魚・・・

 毎年、この時期になると尾鷲へ出かけます。当然釣りに行くのです、目的の魚は“メッキ”です南の海の魚で黒潮に乗って日本の近海までやって来る、上は仙台付近まで来るそうです。大きくなると40cm程になる物もいるそうです。
死滅回遊魚と言われ、近年色々な生物が南からやって来ているそうです。
 


 *写真は尾鷲では有りません。

 私達は、尾鷲市内を流れる“矢ノ川”河口、中部電力三田火力発電付近で、川の釣りと海の釣りを混ぜ合わせた様な釣りをします。これが結構はまり、もう何年も通っています。小さめの西洋毛鉤で小魚に似せた物や、蟹、海老に似せて巻いた毛鉤を使います。



 メッキ”釣りは、当然楽しいです。尾鷲の三田火力で釣れないと、足を伸ばし“三木里”の海岸や八十川の河口、河口近くにある、小さな港の中で結構釣れました。



 この時期にこちら方面に来るのは、もう一つ目的があります。名産品で秋刀魚の丸干しを買う事も目的の一つです。
6年位前に始めて買って、家で食したら非常に美味しかったため、毎年“メッキ”に託けてやって来るのです。



三木里に“魚万さん”http://www.doko.jp/search/shop/sc70221730/と言う干物屋さんがあり、ここの干物が大変美味しいです。


  

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2008年11月06日

石に化けたアマゴ  PART2

  時々竿(ロッド)の先にある命を確かめながら元糸(ライン)を巻き取り大物の逃げ込んだ岩の近くに来ました。背中に付けたタモ(ランディングネット)を摑んで、竿(ロッド)の緊張(テンション)を保ち、タモ(ランディングネット)を岩の下に入れ、


  これで大物が取れたと、息洋々でネットを引き抜き、重みを感じ、流れからネットをあげると、ネットの底に横たわるはずの大物は岩に変わっていました。


  私は驚きで声も無くし流れにバランスを崩し倒れこみそうになるのを必死にこらえ、ネットの底の岩を見つめると、西洋毛鉤の鉤(フック)が岩にきちんと刺さっていました。掬う寸前まで竿(ロッド)の先には命の鼓動が伝わっている確実に感じていたのですが。アマゴは岩に化けてしまいました。


 上流からサーッと気持ちの良い風が吹き抜けると、なぜか笑みがこぼれました。  

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2008年11月05日

石に化けたアマゴ

 「ザーッ」と言う音を立てて、川は流れています。初夏の陽射しが首筋を容赦無く照りつける。身支度を、終わって、後は愛用の竿(ロッド)に元糸(ライン)を通し道糸(リーダー)に細糸(ティペット)を足して、西洋毛鉤入(フライボックス)から何時もの鹿毛でトビケラを模倣した西洋毛鉤(エルクヘアーカデス)を結ぶ。


 上流からフッと一陣の心地良い風が吹き抜けていった。竿(ロッド)を気持ち良く振りながら、何時になく丁寧に釣り上がる、ポッポッと小型ながら美しいイワナが釣れ、気持ちの良い水音、風に揺れる初夏の歯擦れの音に、ふっと我に返り、手ごろな岩を見つけ腰を下ろし、ぬるくなったペットボトルのお茶を喉に流し込みながら、何気なく上流の好ポイントを見つめていると、浮上波紋(ライズ)の波紋が目に飛び込んできた。


 細糸(ティペット)と西洋毛鉤(フライ)を点検、次の浮上波紋(ライズ)、息を殺して浮上波紋(ライズ)のあった処を見つめていると、やたら心臓の音が大きく聞こえ、手が汗でしっとりと濡れてくる。かなりのサイズです。立ち位置を少し替え、次の浮上波紋(ライズ)で浮上波紋(ライズ)の間隔を確認、流下物は確認出来ない。


 浮上波紋(ライズ)のあった少し上流へ西洋毛鉤(フライ)を投射(キャスト)、ドクドクと心臓音に合わせたように西洋毛鉤(フライ)は浮上波紋(ライズ)のあった辺りへ、フッと西洋毛鉤(フライ)が消え、同時に竿(ロッド)を手首ひとつ動かし立てた。竿(ロッド)に「ゴンゴン」伝わって来る、かなりの大物「ゴンゴン」と首を振りながら流れの向こうに在る岩の下に逃げ込もうと引っ張ります。「ロッド」を溜めて私も必死にこらえますが、頭にふっと「細糸(ティペット)が持たないかも」の言葉がよぎると同時に大物は岩の下へ逃げ込みました。ロッドの先にはまだ大物の息吹が伝わってきます、テンションを保ったまま慎重に余りの元糸(ライン)を糸巻機(リール)に巻き取り、大物との間合いを詰めます。  

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2008年11月04日

トウゴロウイワシ

 沖を回遊する大きな魚が、岸近くに子魚を追い詰め捕食する、就餌活動・・・・“ナブラ”(渓流の浮上波紋の様)が何時までも続くならば、岸からの海の西洋毛鉤釣は意外と確立することが出来ると思う。船で沖に出て釣る西洋毛鉤釣は、船で“ナブラ”を追っかけるので、ゲームが成立するが岸からは・・・・・・


  夜明け前の薄暗い中、僅かな光を頼りに支度を始める。目が暗さになれる頃水平線の向こうに陽の光が紅く染まる・・・・・・
 水面を投射の構えのまま見つめ“ナブラ”が起こる期待する・・・・・
 
 ザッーザザザ・・・“ナブラ”随分遠くで、西洋毛鉤釣では射程距離が擬餌針(ルアー)より少ない、マスター、インストラクタークラスの腕前の西洋毛鉤釣師でフルライン(40m位)をコンスタントに投射、我々はせいぜい20m~25mほど多くて30m、“ナブラ”はそれより沖合い・・・・・・
 待っている近くでは沖合いの“ナブラ”で、少し離れた所では意外や以外岸近くで“ナブラ”が一瞬起こり、岸を砂に足を取られながら走る、ちょこっと堪える、2~3回繰り返すと年相応に膝や腰に来ます・・・・・・・ウウウーッゼゼゼッー、しんどい・・・・・・・・


  走って近くに行っても“ナブラ”は一瞬で消え、待っても今度は何処に現れるか・・・・・?
 
 岸をウロウロしながら、次の“ナブラ”を探す・・・・岸に打ち上げられた“ナブラ”の形跡、小魚が打ち上げられ落ちています。この小魚は「トウゴロウイワシ」と呼ばれていますが、イワシの仲間ではなく、ボラの仲間だそうです・・・・・


  写真上「トウゴロウイワシ」写真下「私の西洋毛鉤」サイズは良く似た大きさ。それでは何故、釣れない・・・・・・(笑)
 
 ゆっくり考え、解決の方法を考えるとします(笑)。  

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2008年11月03日

SWFF

 伊勢志摩方面へ海の西洋毛鉤釣に行って来ました。
海の西洋毛鉤釣は何年も前から取り組んでいる、随分酔狂な遊びです、船で沖へ出て釣る西洋毛鉤釣は意外と早く取り組んでいて、結果もまぁ出ています。シイラ釣り何かはその典型です・・・・
 今、取り組んでいるのは、岸から沖に向かってビッシと投射して、小魚を餌にしている大きな魚を釣るのです・・・・これが酔狂なんです、広い海原に5cmほどの西洋毛鉤で釣るなんて、これほど酔狂な遊びは無いです・・・・・・・                                                         私も、この釣りにS木師匠から誘われた時、S木師匠が取り扱っている竿を最終兵器(竿)にとを購入、今までにこの兵器の前に素晴らしい性能の兵器(竿)があったのですが、私にはちょっと使いずらかった物で、購入は控えていました。それが今年、私が欲しくなる様な凄く素晴らしい兵器(竿)になっていました・・・・


  私は最終兵器を携え、伊勢志摩方面の海原に“アブコ”釣りに出かけ・・・・
 随分危なく、狂しまっている人々となんとも楽しい釣行(笑)


  小魚が追われて海面がザーッと割れる・・・・とっても遠くで・・・・近くでやらないかと、何時でも投射の体制、1分、2分・・・・・待つが残念


  この酔狂な遊び、酔狂で、狂しまっている人々が、この釣りを開拓していく、どんなことでも、ちょこっと変な人が世の中を進めて行くものです・・・・
 結局、参加した人々には“アブコ”は来ませんでした・・・私には、“アブコ”どころか生命反応は何も・・・・・・


  

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2008年11月02日

土産

 釣りに、1泊2日以上の日にちで出かけると、みやげ物を良く買う、当然地元の名産品・・・・・北海道への釣行はオホーツクの名産、ホタテを購入、本来貝殻付きを購入する予定でしたが、今年のホタテは毒素が内臓に発生したため、貝柱で購入宅配便で我が家へ・・・・・帰って、娘と奥さんの3人で食す、非常に美味しかった・・・・・幸せ・・・


 志摩大王町波切では干物、カワハギの味醂干、烏賊の一夜干etc・・・




 鰯の干物


  家に帰って、それぞれを毎晩食していますが、これまた非常に美味しい、自然乾燥の天日干し・・・・  

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2008年11月01日

釣りと美味いもの

 釣りに出かけ、夜討・朝駆けの弾丸釣行・・・こんな釣行の、昼食は当然、コンビニ弁当、ほとんど変わる事の無い味気ない物です。(昔は奥さんにおにぎりを作ってもらっていたけど)たまに屋外で食べる分には美味しいと感じることは有りますが、時間の節約で“おにぎり”をペットボトルのお茶で流し込み、釣りに没頭する・・・・そんな釣行がほとんどです。
 そんな釣行も、1泊2日の余裕のある釣行では、昼食も自ずと美味しい地元料理を見つけて堪能することが良く有ります。この間の釣りも、S木師匠(師匠は相当なグルメです)が良く見つけて来たお店に。大王町波切の田中料理店http://gourmet.yahoo.co.jp/0005047567/M0024000800/で“鰹茶付け”を堪能・・・・“鰹茶付け”は、上に載っている生姜を小皿に落とし醤油で溶き、ご飯の上に載っている鰹を生姜を溶いた先ほどの醤油に付け2~3切れ、ご飯と共に食す、残りに熱いお茶を注ぎ食べるのです。うう~ん美味・・・ 


  お店に入るとカウンターに、出来立ての惣菜が・・・・これが凄くおいしそう、アジの南蛮付け、口当たりのさっぱりした酢の味がなんとも言えない美味しさでした。その他に蛸の煮物・・・


 これもやわらかく程よい甘辛さに煮付けてあり、お酒がぐっと欲しくなりそうな・・・・(お酒は当然飲んでいません、飲酒運転は犯罪です)


 掻き揚げ・・・これも絶品で表面がカリッと中はホクホク・・・・何と幸せな釣行でしょう  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 20:47Comments(0)TrackBack(0)美味しかった