2008年11月04日

トウゴロウイワシ

 沖を回遊する大きな魚が、岸近くに子魚を追い詰め捕食する、就餌活動・・・・“ナブラ”(渓流の浮上波紋の様)が何時までも続くならば、岸からの海の西洋毛鉤釣は意外と確立することが出来ると思う。船で沖に出て釣る西洋毛鉤釣は、船で“ナブラ”を追っかけるので、ゲームが成立するが岸からは・・・・・・


  夜明け前の薄暗い中、僅かな光を頼りに支度を始める。目が暗さになれる頃水平線の向こうに陽の光が紅く染まる・・・・・・
 水面を投射の構えのまま見つめ“ナブラ”が起こる期待する・・・・・
 
 ザッーザザザ・・・“ナブラ”随分遠くで、西洋毛鉤釣では射程距離が擬餌針(ルアー)より少ない、マスター、インストラクタークラスの腕前の西洋毛鉤釣師でフルライン(40m位)をコンスタントに投射、我々はせいぜい20m~25mほど多くて30m、“ナブラ”はそれより沖合い・・・・・・
 待っている近くでは沖合いの“ナブラ”で、少し離れた所では意外や以外岸近くで“ナブラ”が一瞬起こり、岸を砂に足を取られながら走る、ちょこっと堪える、2~3回繰り返すと年相応に膝や腰に来ます・・・・・・・ウウウーッゼゼゼッー、しんどい・・・・・・・・


  走って近くに行っても“ナブラ”は一瞬で消え、待っても今度は何処に現れるか・・・・・?
 
 岸をウロウロしながら、次の“ナブラ”を探す・・・・岸に打ち上げられた“ナブラ”の形跡、小魚が打ち上げられ落ちています。この小魚は「トウゴロウイワシ」と呼ばれていますが、イワシの仲間ではなく、ボラの仲間だそうです・・・・・


  写真上「トウゴロウイワシ」写真下「私の西洋毛鉤」サイズは良く似た大きさ。それでは何故、釣れない・・・・・・(笑)
 
 ゆっくり考え、解決の方法を考えるとします(笑)。  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 07:00Comments(0)TrackBack(0)西洋毛鉤釣