2009年01月22日

愚か者の杖

 北方健三著「水滸伝」の、続編「楊令伝」の最新巻が、出ていないかと検索していた、
最新巻はすでに購入し、読み終えていたので。他に何かないかと暇に明かせて検索・・・
夢枕獏「東天の獅子」が出てきた、本屋さんで立ち読みし、すごく面白そう・・・
購入しようかと、さらに他を、探していたら、「愚か者の杖」があり、ト書を読んで、
獏さんがカメラマン佐藤秀明さんと組んで、5大陸に怪魚、猛魚追って、東奔西走・・
釣りの本に、目が無い私は、当然購入を決意・・・・



 その昔、故開高健さんがやはり、5大陸を東奔西走した釣行記・・・に匹敵?
アマゾンドットコムからすかさず購入、今日それが届いた、早速読み始め、
軽妙な文体で、非常に読みやすく、釣り人の心をくすぐる・・・・・

 書き出しに「釣り人は、聖地を持たない巡礼者である。あるいは、杖の代わりに、
竿を握った旅人である。」
 「竿の一方の端には魚が、もう一方の端には愚か者がいるのが釣りである」と
古の賢者は言った・・・・・

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 21:57│Comments(6)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
>「竿の一方の端には魚が、もう一方の端には愚か者がいるのが釣りである」と古の賢者は言った・・・・・

このくだり、以前どこかで聞いた時に、言い得て妙と思った言葉です。確かに・・・と。

夢枕獏さん、下呂の山の中(萩原?)に山小屋を持っていて、篭っては釣や陶芸などを嗜んでいるとちょっと前のテレビで紹介されていました。羨ましいな~。S師匠も、夢のような生活がもう○年先に待っている!!
Posted by flyのホ~ at 2009年01月22日 22:23
flyのホ~さま
「愚か者の杖」まさしく、釣り人の竿ですかな

獏さん、私とほぼ同じ年、彼はたぶん幾つになっても
小説と釣り、私は仕事が無く、釣りも覚束ないかも

それでも、ホ~さま、付き合って下さい。
Posted by 西洋毛鉤釣師 at 2009年01月23日 07:31
西洋毛鉤釣師 様

キャスティングに迷い・・
魚の反応に悩み・・
雨でも雪でも解禁に向かい、ライズを待てずキャスト・・
「巡礼」とは的を得た表現ですね!
そういえば川で一礼をしたことがないのですが、それが釣れない原因でしょうか?
Posted by 気ままにFF at 2009年01月23日 09:06
お久しぶりです!解禁が待ち遠しいですね・・・。
私は禁漁の夜長を新田次郎の山岳モノで過ごしましたよ。釣りでもゆかりのある地名が出てきたりして親近感がわきました。
西洋毛鉤さんも読んでますか?
Posted by iidako at 2009年01月23日 13:24
気ままにFF様
それです、解禁にはお神酒を携えて
川に二礼、二拍手、一礼で・・・・新年を

それでは川原で・・・
Posted by 西洋毛鉤釣師 at 2009年01月23日 18:48
iidako様
新田次郎は、読んだことが・・・ないと思います。
あと、9日です。
どこかの川原でお会いしましょう。
Posted by 西洋毛鉤釣師 at 2009年01月23日 18:51