2009年02月11日

日にちは随分・・・

 解禁から、もう何日も経つのに今更解禁も無いのだけど、やっぱり書こうと思う。
陳腐な話ばかりですが、まぁご勘弁を・・・

 2月1日解禁日、前日に川の様子を見がてら郡上へ、食材の買い出し。
無情にも前々日の低気圧、この季節には稀に見る、雨をもたらし釣り人の出鼻をくじく・・・

 それでも、漁協はお魚を濁流の中、放流する情報があり、流れのゆるい処でお魚は
我々の来るを、待っていると勝手に思い、早朝6時に川岸に立ち、夜明けを待つ・・・

 風は天気予報通り5~6m、夜明けを待つ車も揺れる・・・それでも白々と明ける頃に
気持ち、風は弱くなった気がした。

 S木師匠はさっさと、釣り支度です、それに倣った様に、次々と身支度をする
釣り人が多くなり、その内の一人は、私もですが、支度はすぐに済みますが、
ロッドを繋げて、ラインを通すところまでは、いつも通り行きますが、フライ(西洋毛鉤)に
ティペットを通すことが、なかなかシニアアイ(老眼)の私には難物です。



 若い釣り人は流石に早く、私が通し終わる頃には、もうロッドを振っていました。
でも、水面はしら~っとしたまま、流れています。



 
 釣り支度は、私も終わりましたが、水面を見ても何も起こらない、ぐだぐだとしゃべりで
時間が過ぎていくだけ、色々な仲間から情報が次々と入るが、芳しい情報は一つもない。



 私の、解禁メインでもある「ボタン鍋」の準備をはじめました。5年ぶりの解禁鍋、
河原の枯れ木をフクちゃんとN羽さんが集めてくれ、焚き火台の上で集めた枯れ木に火をつけ、
熱源を作り、暖も取り鍋を始めるのです。中身は、前日に釣り友達のマーくんに調達を頼んだ、
「牡丹肉」、白菜などの野菜、味付けは郡上で調達した「郡上の地味噌」。
地味噌をみりんでのばし、味を整え後は、煮えるのを待つだけ。




 お昼にはちょうど間に合い、寒い日のお昼にはちょうど良い、美味しさでした。
沢山集まった、釣り仲間に、堪能して貰えうれしかった。



 食べ終わり、諦めきれずに、暮れゆく中水面を睨み、もくもくと竿を振りづける釣り人に
鬼気迫る執念を・・・・  

Posted by 西洋毛鉤釣師 at 17:34Comments(8)TrackBack(0)新年